牧師紹介 Our Pastor

麦野達一 Tatsuichi Mugino

1969年 東京生まれ 鹿児島育ち
小5でトランペットに出会い、中学校でホルンに転向。高校でもホルンを続け大学では専攻する。
大学卒業後さらなる音楽の学びを志しアメリカへ渡るが、牧師への献身の思いが与えられ、神学校に進む。
鹿児島県立伊集院高等学校、玉川大学文学部芸術学科音楽専攻卒業
米国テキサス州のSouthwestern Baptist Theological Seminaryで神学と教会音楽を学ぶ。
帰国後は西南学院大学神学部で1年学んだのち、牧師となる。

2000年〜2008年 相模中央キリスト教会副牧師(青少年・音楽担当)
2008年〜2019年 伊集院キリスト教会主任牧師・伊集院幼稚園副園長・園長
2019年〜 福岡西部バプテスト教会牧師

西南学院大学非常勤講師(キリスト教音楽・教会音楽)
日本バプテスト連盟ホームレス支援特別委員会委員長
ハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構)理事
社会福祉法人シオンの丘 愛の園保育園評議員
学校法人若松神愛学園 神愛幼稚園理事
学校法人西南学院理事

家族は妻と3人の息子と2人の里子
趣味はスポーツ鑑賞、CD収集、ホルン演奏、サイクリング(Cannondale CAAD10)

Facebook
Twitter

今週の巻頭言

2024年4月14日

賛美の喜び 


 新年度を迎え、福岡西部教会では礼拝プログラムが「少し新しく」なりました。と言っても新しい内容が作り出されたのではなく、以前の形に戻った、ということです。4年前の春、教会は様々な変化を求められました。新型ウイルスの脅威に晒され、人が集まらないことが最善の対策であるとされました。私たちの教会では礼拝を休止することはせず、2ヶ月間は最低人数で礼拝を行い、オンライン配信を通じて他の方と礼拝を共有しました。会堂に集まることを再開した後も時間短縮のための工夫が求められ、元々のプログラムから2曲の賛美歌が削られたのです。 

 奏楽と招きの言葉によって導かれた礼拝で、会衆が参加する最初のプログラムは主の祈りになりました。礼拝冒頭に参加者全員が祈りの言葉を共にするのは意義深いことですが、少し寂しく感じていました。しかし24年度は主の祈りの前に頌栄を入れて、三位一体の神を讃える賛美歌が会衆にとっての最初のアクションとなったのです。先週の礼拝で頌栄を歌った時、体が痺れるような感動を憶えました。礼拝を歌うことで始められるのがこんなに喜びに溢れるものであったのかと、驚くとともに嬉しさを感じたのです。 

 キリスト教会は「歌う民」です。その歴史は旧約聖書に遡ります。古代イスラエルにおいても古い時代から賛美が歌われており、エジプトを脱出した民が、海の奇跡で救われたのち、ミリアムは主の業を次のように賛美します。「主に向かって歌え。/なんと偉大で、高くあられる方。/主は馬と乗り手を海に投げ込まれた。」(出エジプト15:21)また詩編はイスラエルの神殿礼拝やシナゴーグの礼拝において賛美されていましたし、新約ではイエスも賛美をしています。そして初代教会には賛美は欠かすことのできないものでした。「神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。」(使徒2:47)そして有名なキリスト賛歌(フィリピ2:6~11)は初代教会で歌われていた賛美歌だったとされています。 

 宗教改革時にはルターやカルヴァンが多くの賛美歌を作り、日本にキリスト教が伝えられた時にも賛美歌が大いに歌われました。そういった歴史を汲む私たちの教会もやはり「歌う民」なのです。昨年の秋からは聖歌隊の活動が再開され、今回礼拝プログラムに1つの賛美が加えられたことは、教会にとって大きな喜びです。心から「賛美のいけにえ」(ヘブライ13:15)を捧げましょう。