牧師紹介 Our Pastor
麦野達一 Tatsuichi Mugino
1969年 東京生まれ 鹿児島育ち
小5でトランペットに出会い、中学校でホルンに転向。高校でもホルンを続け大学では専攻する。
大学卒業後さらなる音楽の学びを志しアメリカへ渡るが、牧師への献身の思いが与えられ、神学校に進む。
鹿児島県立伊集院高等学校、玉川大学文学部芸術学科音楽専攻卒業
米国テキサス州のSouthwestern Baptist Theological Seminaryで神学と教会音楽を学ぶ。
帰国後は西南学院大学神学部で1年学んだのち、牧師となる。
2000年〜2008年 相模中央キリスト教会副牧師(青少年・音楽担当)
2008年〜2019年 伊集院キリスト教会主任牧師・伊集院幼稚園副園長・園長
2019年〜 福岡西部バプテスト教会牧師
西南学院大学非常勤講師(キリスト教音楽・教会音楽)
日本バプテスト連盟ホームレス支援特別委員会委員長
ハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構)理事
社会福祉法人シオンの丘 愛の園保育園評議員
学校法人若松神愛学園 神愛幼稚園理事
学校法人西南学院理事
家族は妻と3人の息子と2人の里子
趣味はスポーツ鑑賞、CD収集、ホルン演奏、サイクリング(Cannondale CAAD10)
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今週の巻頭言
2024年12月1日
世界バプテスト祈祷週間 堤千里(女性会)
日本バプテスト女性連合に連なる各教会女性会は、毎年11月の最終日曜日から1週間、「世界バプテスト祈祷週間」として世界伝道のことを覚えて祈り、献金をお捧げしています。福岡西部教会では例年、女性会のメンバーが礼拝の奉仕を担って、アピールをしてきました。そもそも世界バプテスト祈祷週間はどのようにして始まったのでしょうか?本日は礼拝の中で、女性たちがスライドで紙芝居をします。一人のアメリカ人女性ロティ・ムーンが、神様からの召命を得て中国に渡り、キリスト教伝道に生涯を奉げ、中国にキリスト教の種が蒔かれました。1888年のことでした。それから85年後、日本パプテスト女性連合が立ち上がり、ロティ・ムーンの志を引き継いで、世界バプテスト祈祷週間を推進してきました。その活動と祈りは、女性たちの一致と喜びをもたらしました。
今年度の支援先の一つである「福島移住女性支援ネットワーク」を紹介します。東日本大震災後、福島在住のフィリピン移住女性、中国移住女性たちと協働して様々なプログラムを行ってきました。その目的は移住女性と日本人が出会い、共に生き、共に生かし合う社会を一緒に作っていくことです。外国にルーツをもつ子どもたちのフェスティバル「ふくしま子ども多文化フォーラム」や「日本語教室」での被災地を巡るバスツアー、そして「中国文化料理教室」などを開催しました。
さて、私たちの身の回りにも外国の方がたくさんおられます。近年、日本に居ながら世界を意識することが多くなりました。海外に目を向けることは大事ですが、日本在住の外国の方々と繋がり、共に福音に与ることも世界伝道ではないでしょうか。今、女性連合は時代の転換点に立って、「すべてのいのちが尊ばれる世界を目指して、互いに助け合う者として共に生きる」という目指す姿(ビジョン)が与えられています。これからも私たちは小さくされている人たちに目を向け、心を寄せ、共に平和な世界を作りだす者でありたいと願います。「福音のために、私はすべてのことをしています。福音に共にあずかる者となるためです。」(Ⅰコリント9:23)
福岡西部教会の世界祈祷献金目標額は12万円です。世界祈祷献金の袋を用いて献金にご協力くださいますようお願いします。
写真:3月16日、郡山市で5年ぶりに対面で第6回「ふくしま子ども多文化フォーラム」を開催。出演した県内の継承語(母語)教室の子どもたちと、母親の移住女性たちの集合写真。